今までにも何本となくご用意してきておりますが、同時に3本というのは初めてですね。軽い気持ちで、というのはご遠慮頂きたいのですが、本気でローズテレをお探しの方は、3本を弾き比べして頂くことも可能です。こんな機会、なかなか無いと思いますので、ローズテレをお求めの方は、是非、お早目にご来店下さい!
4キロという重量と、やはり何と言ってもローズウッド主体の木材構成ということで、非常にソリッドな鳴りが特徴です。現在は09-42ゲージの弦を張っていたり、組み上げてから日が浅いことも関係あるのだと思いますが、シャリシャリというか、ジャリジャリというか、そんな感じです。もう少し太めの弦を張って弾きこんでいけば、もっと木材の鳴りも引き出されてくると思いますね。その辺の変化は、オーナー様のお楽しみの一つでもありますので、是非、弾きこんで行って頂きたいと思います。
こちらの子は、ピックアップに“Seymour Duncan STR-1 ,
STL-1”のセットを使用しています。ヴィンテージ風の、繊細な雰囲気が特徴の定番ピックアップですね。当店でも使用する頻度が高いパーツですが、普通に良いピックアップだと思います。ローズテレ自体は、ホロウになっているとはいえ、やはり硬くて重いローズウッドの雰囲気が色濃く、トレブリーな楽器です。3本を同時にご用意するので、当初は「標準として」という意味あいで、弊社の52Tというピックアップを使用するつもりだったのですが、52Tがなかなかトレブリーな雰囲気が強いピックアップで、ローズテレとのマッチングだとちょっとうるさすぎるかもしれない、と思いこのピックアップを搭載しています。逆に、楽器がこもった感じの鳴りをしている場合には、52Tはナイスなんですけどね。
他の2本との違いとしては、小さなことですが、ブリッジサドルが違います。NCTLで使用しているブラスのサドルと同じ形状のものの材質違いです。詳しい材質まではわからないのですが、ブラスに比べてやや重さがあります。4キロというしっかり目のウェイトがあるこの個体ならではのソリッド感を、さらに強調出来ればな、ということでこのサドルを選びました。この、カチッと感は、格好良いですよ〜。
楽器本来のタイトな鳴りと、それを素直に繊細に出力してくれるピックアップとで、3本の中ではもっともクールな楽器に仕上がっています。クリーントーンな音色で決めるならこれですよ!
※お買い求めの際は、塗装の質感をよくご確認頂いた上でご注文下さいますようお願い致します。
(ヒガシ)
Body |
Rosewood (Semi Hollow) |
Neck |
Rosewood1 Piece, 324mm Scale |
Finger Board |
Rosewood , 22F , CFS , Compound
Radius |
Peg |
GOTOH SG381-07
|
Pickup |
Seymour Duncan STR-1 , STL-1 |
Bridge |
3 Way |
Control |
1 Vol, 1 Tone , 3 Way Lever
(CTS , CRL , Switch
Craft , Sprague Vintage Ceramic Cap) |
Color |
Natural Flat (Polyurethane Finish) |
Case |
Gig Bag |