今までにも何本となくご用意してきておりますが、同時に3本というのは初めてですね。軽い気持ちで、というのはご遠慮頂きたいのですが、本気でローズテレをお探しの方は、3本を弾き比べして頂くことも可能です。こんな機会、なかなか無いと思いますので、ローズテレをお求めの方は、是非、お早目にご来店下さい!
この塗装、良い雰囲気をしていますよね。艶消しの、というよりは、塗料を吹き付けっぱなし/研磨なしという仕上げですので、非常に塗膜も薄いです。その薄さと言ったら、組み込み作業をするのが、ちょっと怖いくらいです(笑) 鏡面仕上げのものだと、そんなことは滅多にありませんが(ホントですとも!)、軽くドライバーを落としたりしたくらいなら研磨しなおしてバフをかければ修正が可能です。しかし、この塗装ではそうはいきません。組み込み作業者にプレッシャーがかかる塗装と言えますね。その分(?)、塗膜は非常に薄く、木肌の凹凸の感じがモロに出ていますが、この塗装ならではの味わいがあります。木でできたギターっていうことを強く感じることができますよ〜。
ピックアップには、Fender Custom ShopのTexas
Specialを使用しています。ヴィンテージを基本に、出力を上げているというモデルですね。クリーンはクリーンでまとまりのある力強い音色が格好良いですし、歪ませれば歪ませたで荒っぽいロックな香りがしてきます。このくらいファットな方が、ローズテレには似合うと思います。“Lindy Fralin
Broadcaset”搭載のものと比べると、どちらもファットで力強いことが特徴のピックアップでますが、こちらの方がファットな感じが強いと思います。こちらはともすれば乱暴な感じもある力強さ、あちらは上品な力強さ、という感じでしょうか。ミッドの押しの強さはこちらの方が強力でしょうね。クリーンでも格好良い音がしますが、歪ませるなら、こっちの方が良さそうだと思います。そしてテレキャスらしいジャキジャキ感をお求めの方には“Seymour Duncan”搭載のものをお勧めしたいと思います。
配線が一つフックがあり、センターポジションの時、フロントとリアがシリーズ(直列)につながり、疑似的にハムバッカーのような出力の仕方をします。よりファットな音色が得られるという仕様ですね。ピックアップに同梱されていた配線図がそのようになっているので、今回はそれにならってみました。両方のピックアップの磁極が逆になっているので、シリーズ時にはノイズも相殺される仕様です。
力強く荒っぽいロックをかき鳴らす方には、コレですね!
※お買い求めの際は、塗装の質感をよくご確認頂いた上でご注文下さいますようお願い致します。
(ヒガシ)
Body |
Rosewood (Semi Hollow) |
Neck |
Rosewood1 Piece, 324mm Scale |
Finger Board |
Rosewood,22F , CFS , Compound
Radius |
Peg |
GOTOH SG381-07
|
Pickup |
Fender Custom Shop Texas Special Set |
Bridge |
3 Way (Spiral) |
Control |
1 Vol, 1 Tone , 3 Way Lever (Front – F&R Series -
Rear)
(CTS , CRL , Switch
Craft , Sprague Vintage Ceramic Cap) |
Color |
Natural Flat (Polyurethane Finish) |
Case |
Gig Bag |