上位仕様モデルです。ボディのバインディングが、高級感を出しますね。【重量:3.45kg】
個人的に、FGNのギターで、もっとも品よく洗練された印象のギターは、このNTE210シリーズだと思います。
それには、ボディの外周にまかれた、白ぽっい帯状のバインディングというちょっとした部品が効いています。バインディングは音色にも影響します。特に生音だと感じられやすいですが、音が引き締まります。
せっかく生産時期が同じ新型NTE各種がそろったので、100のアルダー・ボディとアッシュ・ボディ、そしてこちらの210を比べてみましたが、個人的な好みでは、210がおすすめです。
アルダーの100は生真面目で、アッシュの100は開放的で、こちらの210は開放的でありつつ抑制が効いていてクールな感じがします。誤解を恐れず簡単にうと、210は「良いギターだな」って感じがします。
オクターブ調整が考慮された3点式サドル、コイルタップの音色が出せる4点式レバー・スイッチ、マグナム・ロックで、蓄光のサイド・ポジションで、トップラッカー塗装、という要素も盛り込まれています。
良質な木材と各種部品、洗練された外観と、完成度の高いギターです。弾いた感じも良く、おすすめです。
===スペック(仕様)===
■ボディ
アッシュ
■ネック
メイプル、Uシェイプ、648mmスケール、蓄光サイド・ポジション
■フレット
22フレット、サークル・フレッティング・システム
■フィンガー・ボード
ローズウッド
■チューニング・マシン
GOTOH SD91-05M MG(マグナム・ロック式)
■ピックアップ
ネック側 :SH-1n(’59モデル)
ブリッジ側 :STL-1 (ビンテージ’54モデル)
※Seymour Duncanの製品です。ビンテージ系の定番モデルです。
■コントロール ※くわしくは商品画像をご確認ください。
ボリューム、トーン、4ウェイ・セレクター
■ブリッジ
GOTOH BS-TC1
※オクターブ調整が考慮された3ウェイのブラス・サドルです。
■弦
D'Addario EXL120 (09-42)
■ギグバッグが付属します。
(neo)